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【100人に聞いた】WEBライターはやめとけ!?「儲からない」「きつい」は本当か?

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「WEBライターはきつい仕事?」
「儲からないって聞いたけど実際どうなの?」
「今からはじめても大丈夫?」

今回はWEBライターに興味を持っている人や始めたばかりの人へ、100人から聞いたWEBライターの実態を紹介します。

WEBライターは儲からない」「やめとけ」などの記事を見かけますが、特にデータを取ったわけではなく「個人の感想」が多いため、この記事ではなるべく私情をはさまず実際の『時給や不満点』『WEBライターのメリットデメリット』を報告していきます。

調査項目
  1. Webライティングの毎月の収入は?
  2. 1日の作業時間は?
  3. ライター歴は?
  4. 副業にWebライターをすすめる?
  5. ブログの運営は併用している?
  6. Webライターとして不満に思うこと
  7. なぜWebライターを選んだのか?

目的:Webライターの実態を調査するため
調査対象:副業Webライター100名
調査期間:2022年9月25日~
調査方法:アンケート代行会社を通じて

目次

WEBライターは儲からないって本当?

WEBライターは儲かるのか?
  • 全体の7割は月1万円も稼げていない
  • 経験が浅いライターは月5000円以下
  • 経験者と初心者で収入は全く違う

ライター歴

WEBライターをはじめたばかり(1カ月以下)の方は文字単価や作業効率が著しく下がると判断して、少なくとも1カ月以上経験のある方を対象としています。

アンケート回答者の経験年数

ライター歴の円グラフ
ライター歴人数
半年以下54人
半年~1年14人
1~2年9人
2~3年6人
3年以上17人
合計100人

全体の収益

WEBライターの毎月の収入の円グラフ
金額人数
1~5000円55人
5000円~1万円18人
1~2万円12人
2~3万円5人
3~5万円4人
5~10万円3人
10万円以上3人
合計100人

73%の人が月に1万円以下

副業としては3万円以上は期待したいところですが、3万円以上の収入がある方はわずか10%となっています。

経験半年以下の収益

約8割が5000円以下

経験半年以上の収益

半年を超えると収益5000円以下の人が大きく減少

すぐに儲けるのは難しい

アルバイトのようにいきなり働いた分が収益にはなりません。人によっては経験者の1/10程の単価で仕事を受注しながら何カ月もかけて仕事を覚えなくてはいけないため、すぐにお金が欲しい人には不向きといえます。

WEBライターはきつい仕事?

副業WEBライターが働く時間
  • 半数が1日1時間未満
  • 10万円以上稼ぐには1日4~5時間以上の本業並みの時間が必要
時間(分)人数
0~30分14人
30~60分34人
60~90分16人
90~120分15人
2~3時間12人
3~4時間2人
4~5時間2人
5時間以上5人
合計100人

48%の人が1日1時間未満

週末のみなど毎日稼働していない方には(1カ月の作業時間)÷(30日)で平均を出していただきました。

10万円以上と回答した3人のWEBライターさんは1人が4~5時間、2人が5時間以上と回答。副業の域を超えるほど時間を費やしています。それなりの稼ぎを得るにはきつい仕事と言えそうです

WEBライターはやめとけと言われる理由

WEBライターの時給
  • 普通の実力なら時給500円ほど
  • 未経験や初心者は時給300円以下

アルバイトなどの時給仕事と違い専門性や実力により大きく単価は異なる(数倍以上の差)ので、おおよその参考にしてください。

※こちらの見出しは下記の調査を使用しています。

WEBライターの時給は低い

webライターの時給
時給人数
100円以下21人
101~300円35人
301~500円25人
501~1000円15人
1001円以上4人
合計100人

アルバイトなみの時給がある人は20%以下

このデータを経験1年以下だけで計算すると、7割ほどの人が時給300円以下と回答しています。経験が1年を超えると、アルバイトよりは低いですが平均時給500円程のギリギリ許容範囲(?)の収入が確保できているようです。

WEBライターの金額に関する不満

WEBライターの不満から一部抜粋
  • 単価の以上にクオリティを求める傾向が高い。プロが請けない案件が多くクラウドに投げてる印象。
  • 文字数のわりに単価が安い。必要な文字数が多いのに納期が短い。
  • 価が非常に安いので、時給200円ぐらいにしかなりません。中には横柄な依頼者もいます。
  • 報酬に対して指示が細かすぎたり、クライエントの態度がやたらと態度が大きい。
  • 文字単価が低いのに、作業に取り掛かり始めたあとで追加でいろいろ指示を出してくる。
  • なかなか文字単価が上がらないこと
  • 文字単価0.1円以下などとんでもなく安い金額で依頼されることがある。

その他の不満は「WEBライターをしていて不満に思うこと【一覧】」で掲載しています。

「儲からない」でも「やめとけ」とは言えない理由

WEBライターのメリット5選
  • 通勤時間がない
  • 他人と深くか関わらなくてよい
  • 時間・場所を選ばない
  • スキルが身につく
  • ノーリスクで始められる

通勤時間がない

仕事場への往復時間や制服への着替えがないので、パソコンを開けばすぐに仕事にとりかかれます。

時給1000円の仕事を3時間しても、往復や着替えに1時間かかれば実質4時間拘束となるため、そのアルバイトは時給750円とも考えられます。

他人と深く関わらなくてよい

仕事のやりとりはチャットツールで行われ、あるとしてもせいぜいZOOM会議くらいのものです。それさえ嫌であればそのような仕事を避けるだけで、人とあまり関わらずに仕事をすることも可能です。

時間と場所を選ばない

決まった時間と場所で働かなくてもよいので、スキマ時間で働くことや、気分が乗らないときは仕事をしない選択もできます。

スキルが身につく

文章スキルはあらゆる仕事で使える『持ち運び可能なスキル』です。たとえライターとしては稼げなくても他の仕事で活用できます。

ノーリスクで始められる

必要なのはパソコン代くらいです。クラウドソーシングサイトへの登録は無料で、仕事をしない限り手数料もかかりません。

儲からなくてもWEBライターはおすすめする?

経験者の感想
  • 半数以上がWEBライターを「すすめない」
  • WEBライターは人気の副業
  • 「在宅」「文章が好き」「気軽に始められる」が人気の理由

副業をするならWebライティングはすすめるか?

半数以上が「すすめない」

しかし、今回とは別の調査結果ですが、WEBライターは人気の副業としてベスト3にランクインしています。

ブログを辞めた後に何をするか?

WEBライターを選んだ理由

副業にWEBライターを選んだ理由
  • 在宅でできることを探していたらたまたま
  • 文章を書くのが好きだから
  • 手軽で初期費用がかからない
  • 手っ取り早く稼げるからで
  • 気軽に始めることができそうだったから
  • 自分の知識を活字にして役立てながら収入になるから など

100人中40人が「在宅できるから」

100人中37人が「文章を書くことが好き/得意/苦にならない

と回答

WEBライターの参入はきつい?

WEBライターを人気の副業と比較
  • 需要はあるが単価が低い
  • 供給量も多く経験者のライバルが多い

依頼件数で比較

ライティング関連の仕事が圧倒的多い
単価は他の副業より低い

WEBライターの仕事数
※2022年9月27日時点「クラウドワークス」を参考
仕事の種類件数
ライティング関係3050
動画編集関係994
デザイン549
プログラミング関係384
HP制作・Webデザイン330
2022年9月27日時点

副業で人気の「WEBライター」「動画編集」「プログラミング」「WEBデザイン」で仕事の依頼件数を調査しました。

>>日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」

依頼件数が多いものの、中には安価なタスク案件(数分で終わる仕事あり)も多いので依頼金額で見た場合は儲からない仕事の可能性があります。

動画関連は1件1万円~5万円の仕事が相場で、プログラミング関連は件数が少なくても1件数十万円規模の依頼が多数あります。それに対して記事制作は依頼件数こそ圧倒的ですが、1件数百円~数万円と幅広いです。

仕事の供給量で比較

大差なくどのジャンルも激戦区

WEBライターの供給量
※2022年9月時点のココナラを参考
仕事の種類件数
デザイン42,763
HP制作・ウェブデザイン36,981
ライティング業務31,854
動画・アニメーション29,754
IT・プログラミング14,624
※2022年9月時点のココナラを参考

自ら仕事を売り込む『ココナラ』で活躍しているライターさんは、最低でも1文字1円~の売り込みで初心者が少なく、それなりに実績のある方が活躍しています。

人気のライターと仕事がもらえないライターが二極化しており、登録したものの仕事が数件のライターさんもたくさんいました。

周りが単価が高いからこそ低く抑えることで、仕事を数十件も請け負っている方もいたので初心者の方でも戦い方次第で案件獲得は可能です。

初心者の参入には厳しい印象をうけましたが、登録にリスクはないので挑戦する価値はあります

「きつい」「儲からない」でも戦える

WEBライターにおすすめ【ブログ運営】
  • ブログはポートフォリオになる
  • 経験者ほどブログを活用している
  • 運が良ければ収益になる
  • ライティングの総合的な力が身に付き+αの価値を提供できる

ブログの運営はしている?【全体】

ブログを併用しているWEBライターは4人に1人
1年以上の経験者は割合が高くなる

ブログ運営をしている23人の収益

月の収益の有無人数
無収益11人
1~1000円7人
1000円~1万円4人
1~3万円1人
3万円以上0人

半数がブログからの収益がありません。しかしWEBライターの場合は収益がなくても、書いた記事の質が高ければ実績として使えるので、自己紹介だけのWEBライターより交渉が有利に進めれれます

さらにブログ運営をすることで、WEBライターと親和性の高い知識がたくさん身に付きます。

ブログ運営で得られる知識

  • SEOやWEBマーケティングの知識
  • WordPressの使い方
  • ライティングスキル

経験年数でブログ併用率を比較

経験者は初心者より3倍近くブログを活用している

経験1年以下のWEBライターの場合

経験が浅いとそもそもブログ運営どころではないのか、このように大半がブログを運営していません

1年以上の経験者の場合

経験のあるWEBライターは初心者の約3倍ブログを活用

ブログ運営は特に大きなお金がかからないうえ収益を生む可能性もあります。自分の実力を示す1番てっとり早い方法なので、特にライバルの少ない初心者こそブログ運営で差をつけると効果的です。

低価格帯のレンタルサーバー

通常価格帯のレンタルサーバー

WEBライターの不満

100人中46人が収入に関する不満

WEBライターをしている人には共感できる不満がたくさん寄せられていたので紹介します。

収入以外の不満

・レギュレーションが細かすぎる案件だと、執筆よりもチェックに時間がかかる。
・添削・追加が多い、契約後に内容変更がある。
・連絡が遅いクライアントがいる
・指示の内容が矛盾していたり、詳細がなかったりする。
・仕事量が安定しない。
・応募してもなかなか採用されない。
・単価が安いのに、要求は高い。
・中々、自分に合う案件が見つからない。
・コピペチェックで一致率ばかりに関心を置いてユーザー目線の文を認めないクライアントが多い
・承認までの時間がかなる待たされる
・女性向け案件が多すぎて男性でもできる案件が少ない。
・添削はしてもらえるが、「何故その文章の方が良いのか」の説明がない。
・リサーチに時間がかかる

単価の安い仕事は発注者自体の経験も浅いことがあります。なかにはマナーの悪い発注者もおられますが、ただ指示の仕方になれていなかったり、別に本業をもっいて忙しかったりで悪気がない場合もあります。

今回はこのような項目で調査をしたためWEBライターの悪い面ばかりが表にでてしまいました。たまに悪い人がいるとそこばかりが目立ってしまいますが、私が付き合ってきた人の95%以上は特に問題ない人でした。過度に心配しないようお願いします。

なぜWebライティングを選んだのか

100人中40人が「在宅でできるから」
100人中37人「文章を書くことが好き/得意/苦にならない」

「動画編集」「プログラミング」「データ入力」など副業には様々な選択肢があったはずですが、どうしてWEBライティングを選んだのか聞いてみました。

2件以上あった始めた理由

・自由に時間を決めて働けるため。
・子育てしながら副業できるから
・知見が広がり様々な情報に触れる機会が増えます。
・パソコンさえあれば始められるから。
・スキルがなくてもできそうだったから。
・新しい事にチャレンジしたいと思ったから
・文章を書く練習になると思ったから。
・書類選考や面接を経ることなく気軽にどんどんやっていける。
・お金をかけずに始められたから
・何の資格も無くてもすぐに始める事が出来る。

このようにWEBライターにも良い面がたくさんあるようです。

より詳しくWEBライターについて知りたい方は下記の調査記事を参考にしてください。

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この記事を書いた人

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